雑用係ってのはもう、いわずもがななので飛ばしてしまいますね。
通訳って、「通訳付きで仕事をした」「通訳として仕事をした」ことがなければ、漠然と「言語をそれぞれの自国語に変換する」というふうにしか思わないかもしれません。
でも実際は全く違います。
それぞれの言葉には、それぞれのニュアンスというものがあり、その溝を埋めるのが通訳の一番大事な仕事になります。
外資系で働いている時に、通訳さんの仕事をじっくり見ていて(最初は通訳さんに100%頼っていたため)一番感じたのがそのことでした。
英語と日本語、両方のニュアンス・雰囲気を理解しておかないととても通じないというのを、その時初めて知りました。
ディレクターも、制作サイドとクライアントの「通訳」をしないといけません。単に専門用語を解説する・クライアントの言葉を伝えるだけではダメなのです。
ディレクターがワイヤーフレームを、デザイナーがイメージボードを、ライターがワードマトリックスをどんなに完璧に用意したところで、クライアントの要望がそれらの中にピッタリはまることなどまずありえません。
修正や微調整でも、クライアントの言うことをただイエスマンになって100%聞いていては、とんでもないことになってしまいます。
ディレクターが常にニュアンスを汲み取り、制作サイドに持って帰り、その中で出てきた専門的な疑問をクライアントがしっかり理解できる言葉に落としこんで伝え、という情報のやり取りが何よりも大事なのです。
ただし、こちらの言うことを一切聞き入れないクライアントは一定数います。その場合は…お問い合わせください♪