コラム：ライターになりたい？

若い頃は、お金のためにWebディレクターになった＝文章を書く仕事ではなかったので、必死になって毎日何か書くようにしてました。大学の時ゼミの先生に、「30歳まではどんなことがあっても毎日何千文字と書け、じゃないと自分の文章が生まれてこない」と言われましたので。
でもそれは確かに効果があったように思います。

ライターになりたいという若い人から時々相談を受けますが、全然分量を書いていないのです。
ライター・コピーライター養成講座みたいなものは、あくまでもそれが前提での技術を教えてくれるところなので、まず毎日書いてるかどうかなんて誰も聞いてくれないし、本気なら日々何千文字も書かないといけないということも教えてくれません。
忙しい仕事をしている人なら毎日たくさんのメールを書くので、それで分量を賄えてることが多いのですが、そうではない人は自分から書かなくてはなりません。

ここで不思議なのが、書くのが好きだからライターになりたいと言いながら「毎日何か書きなさい」というと、意外そうな、あるいは面倒くさそうな顔をする人がいること！
それって「ライター」という肩書きが欲しいだけなんじゃ？

次回は「ライターという肩書きを手に入れるには？」です。←さて、何日後か何週間後か何ヶ月後か…