コラム：ディレクターという仕事・経理っぽいところ

ディレクターというのはクリエイターの成れの果てなことが多いので、金銭感覚がおかしいんですよ。
断言するけど、ほんまにおかしいです、皆さん最初は。自分の取り分しか考えない人ばかりで、でもそうなるのは通常のクリエイターだと当たり前という実情が。
案件全体の金額っていうのは、それではダメなのです。というのを、経営者やそれに近い人とか、営業経験のある人に教えてもらえたらラッキーなんですが、それがないと自ら単価を下げてしまって自転車操業一直線になってしまうことがあります。

もちろん、個人事業主で、その案件に関わる人は自宅で作業する人ばかりで、さらに全員とても優秀で様々な案件を抱えててそのついでにやってくれて、というユニットなら家賃も光熱費もほとんどかかってないと見なしてもいいでしょう。
でもほとんどの場合はそうではないです。小さい会社であればあるほど、家賃や光熱費から考えないといけません。

実はこの時点で、100％自分の稼ぎで一人暮らしをしたことがある人はとても有利です。何も考えずに感覚だけで利益を盛り込む事ができるようになっているかと…なんといっても、この手の人達は「食費（純益）」が出るかどうかを考えられますからね。
ずーっと実家でお母さんが作ってくれたご飯を食べ、「食費」なんてピンと来ないという人は、今すぐ一人暮らしをした方がいいです（笑）

次回は「プランナーっぽいところ」をお送りします。